ブログ「川辺にて思う」

お金についての考察

お金をテーマにすると色んなことが表面化します。

なので、なかなか微妙なテーマです。

人はお金に対して様々な思い込みや思い入れを投影します。

2003年からの数年間、
ドイツのインテンシブで、
世界中から集まったセラピストの中で、
私は「Money and Loveーお金と愛」をテーマに、
3時間程の自分の研究成果を発表するワークショップを開きました。

初めての時は、
インテンシブの全参加者が100名くらいだったところ、
なんとその半分の50名が参加してくれるという大盛況ぶりでした。

当時、ファミリー・コンステレーションは神聖な、
何か厳かなものとして扱われている真っ最中だったので、
私が真っ向から「お金」を取り上げたというのは、
何か暗黙のタブーを破ったかのような扱いでしたが、
私の発表は多大な評価と共に受け入れられ、
大変喜ばれて受け止めてもらえました。

そのワークショップで見えたのは、
人が何を投影しようと、
お金は純粋にエネルギーでしかなく、
よく使うも悪く使うもその人次第であり、
自分の内側に隠れた決めつけがあると、
その通りの動きをするものだということでした。

私がファシリテートした時の、
お金のコンステレーションでは、
「お金」は人々を祝福する愛の表現となるものでした。

翌日、私が関与しなかった、
他のセラピストたちによって自然発生した自主勉強会では、
「お金」はモンスターのようになってしまったということでした。

ファシリテーターの投影だったのか、
クライアントの投影だったのかわかりませんが、
お金を純粋なエネルギーとして見る代わりに、
欲がそのコンステレーションの場を乗っ取ったのではないかと推察します。

IMG_0718

また、世界を有機的な生命体のように、
人の体のように見立てるなら、
お金は血液のようなものです。

脳には脳のために適切な量の血流が必要であり、
指には指の必要とする量の血液の循環が必要です。

もし体の組織のそれぞれがバラバラに自己主張をし始め、
右足が自分を見失い心臓並みの血流を求めたり、
循環させるよりも貯蔵することを望んでしまったなら、
耳たぶが自分を過大評価し大量の血液を求めてしまったり、
内臓の一つが自己否定して血液を求めなくなったとしたら、
私たちの体は一体どうなるでしょうか。

自分が世界から分離しているという思い込みから、
人は不安になり、
お金を溜め込まなくてはならないという強迫観念に取りつかれたり、
他の人を蹴落としたり、
他者を利用して自分に利益を引き寄せなくてはならないと駆り立てられます。

自分が大きな体の一部として存在し、
機能していることが当たり前であれば、
自分の能力に従って血液としてのお金は流れ込んできます。

自分の体に対して、
他の臓器に対抗して、
血液を自分にだけ多く得ようとして、
奪い合いや蹴落とし合いをするのは馬鹿げています。

等身大に生きるということを、
私はよくワークショップやトレーニングで口にしているのですが、
等身大とは分相応ということで、
自分をわきまえるということです、

自らを過大評価もせず、
卑下もせず、
自身を奢らず、
貶めず、
自分のいるべき場所に居ることができ、
そこで正当な身の丈で、
本来の自分の能力を活かすことができるという意味で、
等身大の自分を生きるという表現を使います。

その時、自分は家族の一部であり、
自分の国の一部であり、
世界の一部であり、
自分の能力はそれら全てに支えられています。

時々、自営業の人に
「自分の仕事への報酬として適正価格をどう設定したらいいでしょう」
と聞かれることがあります。

そこであらためてお金のことを考えると、
自分の提供する自分の能力、
経験、知識、理解を仕事に全力で投入した時の、
その人の受け取るべき報酬とはいくらぐらいなものか、
自分が最も自分らしい状態、
つまり自分を過大評価も過小評価もせずに、
等身大の自分を基準にするなら、
おおよそ目安が分かるのではないでしょうか。

でも、ここ数年ちょっと、
私自身、
自分を適正に評価するのを忘れていたかもしれないと思いました。

IMG_0717

あ、この写真は足元を見ようという、
反省の意味で貼ってみました。

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11月30日〜12月2日:大阪での個人セッションのご予約受付は終了いたしました。

次回の大阪でのワークショップ、個人セッションは3月です。


大阪の個人セッションのスケジュールは通常と違いますので、以下をご参照ください。

 

大阪個人セッション日程


11月30日(月)10時   :受付済み


                                  13時30分:受付済み


    12月 1日(火)11時30分:受付済み


    12月 2日(水)13時30分:受付済み

             -16時   :受付済み

  

     個人セッション(2時間) :25,000円 


     お申し込みはこちらまで:http://www.hellingerinstitutejapan.com/sessionbook

             

関西
小林真美(チェトナ小林) オープンワークショップ

日程:1128日(土)・29日(日)
会場:大阪 池田市
カフェ三菓亭2階
参加費 一般:
39,960/2日間(37,000円+消費税)

トレーニング生の参加費は数通りの設定があります。

お問い合わせください。

主催:ヘリンガー・インスティテュート・ジャパン

お問い合わせ・お申し込み:ヘリンガー・インスティテュート・ジャパンまで


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トレーニング受講生の為の特典

ヘリンガー・インスティテュート・ジャパンでは、
トレーニングを受講している人、
受講経験のある人に対してワークショップの参加費を変えています。 コンステレーションは現場で感じとることで理解が深まるため、
学びを継続しやすいように、
自分の問題への働きかけなしでも参加しやすいように割引価格を設定しています。

! 2日間のワークショップ参加費:一般:39,960/2日間(消費税込み)


! トレーニング生 — 働きかけ有りで申し込む場合は一般の参加費と同じ。

働きかけなし:21,600円/2日間参加(消費税込)
トレーニング生に限り1日の参加も受け付け:10,800円(消費税込)


当日状況によって働きかけを申し込む:32,400円(消費税込)

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