ブログ「川辺にて思う」

ファミリーコンステレーションに出会い (9期トレーニング研究コースを終えて)

自分の不幸や不満を「何かのせい」「誰かのせい」にしている間は、

自分で人生を良いものに変えることはできないのです。

責任の意味を知れば、今ここにいられるのは、

何かのおかげ」「誰かのおかげ」だと見え方が変わり、

人生を良いものに変える力が湧いてきます。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


IMG_0043



ファミリーコンステレーションに出会い

(9期トレーニング研究コースを終えて)


 Iさん(40 男性 東京 平成303月)

 

母は、僕が小2の頃からアルコール依存症であった。

昔は、なんで自分の家は普通の家庭じゃないんだと思っていた。

家に帰ると部屋中が酒臭く、母が暴れている。

暴言を吐く。

辛い日々だった。

 

しかし、大人になり、教師になり、

ご縁があってファミリーコンステレーションの本と出会い、

コンステレーションのトレーニングのことを知った。

学びを進めていく中で、

家系を徹底的に調べる必要性に迫られた。

家系を調べていく中で、

祖父はシベリアに長い間抑留され、

極寒の地で強制労働をしながら、

生きぬいてきたことを知った。

戦争から帰ってきたときには、

戦後教育のため、

祖父が経験したことを口にできない寂しさや、

口にしても伝わらない悲しみがあったことを知った。

そうした痛みを母が無意識に感じ取り、

祖父の痛みを背負っていたことが、

アル中の原因になっていることに気付くことができた。

 

今までアルコールに負けて弱い人だと思っていた母が、

実はとてつもない大きなものを背負い、

生きぬいていた事を知った。

それからは、母に絶対的な尊敬が湧き上がり、

苦しい中、命を繋いでくれたことにただただ感謝しかかなくなった。

 

父方の祖父も中国に戦争に行き、

戦後PTSDでアル中になっていた。

戦争から帰ってきた人の多くはトラウマを抱え、

酒に走ってしまう事が多かったようだ。

両祖父が戦争を経験しながらも、

奇跡的に生きて帰ってきてくださったからこそ、

父と母がいて、

私がいるんだ。

命を繋いでくださった、

それだけで『感謝』しかないと感じた。

 

父、母、祖父、祖母、ずっとさかのぼって、

ご先祖様が繋いでくれた命のバトンを受け継いで生きている。

そう身体で意識できたとき、

ようやく自分には使命があると思えた。

そして地に足が付いた夢をもてるようになった。

 

今の私の夢は、

『日本中、全ての子供の自尊感情を高めること』である。

今年1年生を担任して

・場面緘黙だった子が、皆の前で発表できるようになった。

・保育園で不登校気味だった子が、皆勤賞

・授業中立ち歩きを良くする子が、きちんと座り、授業を受けられるようになった事

・音読が苦手な子が、みんなの前で論語を暗唱

・将来の夢がお菓子屋さんから小学校の先生に変わった

日々、奇跡と呼べる出来事の連続だった。

 

根底には、ファミリーコンステレーションを通じて、

子どもや親への見方が少しずつ変化したからだろうと思う。

保護者に対しては、

一人の人として命を繋いでいる偉大さに目を向け、

子供には、

将来の日本を支える大きな希望として捉えている。

 

これからも日々、

子供の自尊感情を高めるために、

愚直に実践を積み重ねていこうと思う。

困難に陥っても、

命をかけて自分を守ってきてくれたご先祖様たちが

常に見守ってくれていると思えるので安心して進んでいける。

関連記事

ワークショップ開催予定

最近の記事

最近のコメント

PAGE TOP