ブログ「川辺にて思う」

9期研究コースを終えてー最大の宝物

例えば、人間関係でうまくいかないことがあると、

多くの場合、人は自分の中に湧き上がる嫌な感覚を避けるために、

距離を置こうとするものですが、

中には、逆に近づいて問題を解決しようとエネルギーを注ぐ人がいます。

本人にとってそれは試練の筈なのですが、

おののきながらも、震えながらも逃げない人がいます。

そんな人からいただいた2年間を振り返っての感想です。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


RIMG0517



《システミックコンステレーショントレーニング9期研究コースを終えて》

Oさん40代、女性、神奈川)

 

2年間のトレーニングを終えた私にとって最大の宝物は、

今の自分の人生にあるものの価値や有り難みに気付き、

身の丈の人生にしあわせを感じられるようになったことです。

ずっとどこか満たされない感覚があったのは、

自分の身の丈が分かっていなかったのだと腑に落ちました。

「私はもっと良いものを得られるはず」

「こんなはずじゃない」

という被害者のような要求が無くなったことで、

結婚生活でも仕事でも目の前の現実に直面しながら、

今ここの相手や出来事をありのままに見て感じて、

今ここの自分の深い本心と繋がりながら、

素直に関わることが徐々にできるようになりつつあります。

 

トレーニングに入る前から、

チェトナさんの(翻訳した)本を既に読んでいましたが、

この2年間のトレーニングは、

まるで体の細胞ごと入れ替わってしまうような、

パワフルな体験や学びの数々で、

文字では決して得ることができないものでした。

 

特に、チェトナさんの豊富な経験と場数、

独自の洞察から導き出された、

日本の歴史を学び直すことの重要性を教えていただいたことで、

自分1人の力では絶対に気付けなかった盲点に、

初めて気付くことができました。

そこからは歴史の本を読むだけではなく、

実際に自分の足で各地に赴き、

自分の目で見て、

自分の魂で感じ取る体験を積み重ねています。

そうやって実際に動きながら過去の大きさを知るほどに、

今ある命の価値を感じる力が深まり、

どんな時も何があっても、

途絶えることなく、

命を繋いできてくれたご先祖様や両親への恩や感謝を感じるほどに、

大切な自分の命の使い道にも気付けるようになってきました。

 

この2年を通して忘れられない体験はたくさんありますが、

私にとって特に大きな転機になった出来事は、

基礎コース2回目のトレーニングを終えた直後に、

夫婦2人で不妊相談のため訪れた病院で

「夫の精子がほぼ動いていない」という診断を受けた時のこと。

 

トレーニング前の私だったら絶望と被害者意識で夫を責めたり、

安易に離婚も考えたかもしれません。

でもその時は頭で考えるよりも先に、

自分が夫に一番言いたい言葉が先に出ていました。

「子供ができてもできなくても私はずっとあなたと一緒にいるよ」と。

その瞬間、

いまだかつてないほどに内側から満たされている感覚を感じました。

最初はとても不思議でした。

私が一番欲しかったものは手に入っていないし、

むしろ今目の前で厳しい現実を告げられたばかり。

にも関わらず、何だろうこの至福感は・・・。

 

この体験を通して、

自分が感じるしあわせと、

外側の条件は関係が無いことを、

言葉だけでなく体を通して感じることができました。

それよりも、

今ある大切な命を、

その瞬間ごとに本当に使いたいように使っているかどうかが大切で、

自分の命の尊さを感じながら生きることは、

相手の命の尊さを感じる力に他ならないのだと。

 

そんな風にトレーニングではもちろんのこと、

その期間を通して起きる出来事からも深い学びがあり、

チェトナさんのワークショップでも、

毎回真新しい体験と気付きがありました。

 

またトレーニングの先輩や仲間との勉強会や研究会でも、

その都度必要な体験を受け取りながら、

自宅での瞑想も毎日のように続け、

仕事では目の前のクライアントに対してその都度、

今の自分にできる最大限を提供し続けてきた延長上に、

仕事の大きな転機が訪れました。

 

それはクライアントを対象とした、

ファミリー・コンステレーションの1dayワークショップを初開催したことです。

初めての1dayワークショップは、

誰かにお願いされたわけでもなく、

後押しされたわけでもなく、

ましてや自信があるわけでもなく、

それどころか開催を決めた直後に高熱を出して寝込み、

開催2週間前まで告知文も募集もできず・・・という、

これで本当に開催できるのだろうか?という状況でした。

 

でもだからこそ

『私が一人でやるんじゃないということを体験できる機会』だと、

信頼する以外に術が無く、

起きる出来事に対して良し悪しを決めずに、

流れに身を委ねながら、

自分の無力さや限界を認めながら、

たくさんの人達にお願いをして助けてもらいながら、

無事にワークショップを開催し終えた後の感動や喜びは、

今までの人生でしあわせや喜びだと

私が感じてきたことは何だったのか?

と思うような全く次元の違う素晴らしいものでした。

自分の思い通りにしたい欲求が強かった大きな子供だった私が、

2年間のトレーニングを通して身の丈を知り、

自分の運命にお辞儀をして、

より大きな力の一部として生きる喜びを知った瞬間でした。

そこに至る過程には、

チェトナさんのトレーニングや、

先輩達や同期の仲間の支えが不可欠でした。

素晴らしい仲間との出会いの場を作ってくださり、

かけがえのない体験と学びを大切に手渡してくださった

チェトナさんの純粋な思いと深い愛に心から感謝いたします。

本当にありがとうございました。

またファシリテーター養成コースでもどうぞよろしくお願いいたします。

関連記事

ワークショップ開催予定

最近の記事

最近のコメント

PAGE TOP