ブログ「川辺にて思う」

過去の陰に怯えて

千葉に引っ越して以来、
毎年夏の一ヶ月半くらいを札幌で過ごしています。

で、8月の終わりに札幌から千葉に戻ってきました。

昨年の帰札の際に高校の同窓会/同期会に参加したことをきっかけに、
今年は当時の仲間で会おうという機会がありました。

当時の仲間と言っても、
群れをなしてワイワイやってただけなので、
それぞれの雰囲気は知っていても、
人柄を良く知っているかというと、
実はさほど知らない人ばかり。

ただ同時代を同じ場所にいた、
行動範囲が近かったというだけで安心感があり、
改めて会うとなんだかとっても面白い。

昨年までの私は、
高校時代の訳も分からず苦しんでいた自分を思い出すと可哀想になり、
気持ちが重く、暗くなるので、
できるだけ記憶を手繰り寄せないように気をつけていたのですが、
同窓会をきっかけに開き直ったかのように、
吹っ切れたつもりになっていました。

6人での飲み会の最中に、
30代で一度札幌に戻ってきて以来付き合いの続いていた一人が、
私が最も話題にして欲しくなかった、
生徒会の仕事をしていたことをネタとして引っ張り出したのです。
みんな忘れていたことなのに。

もう二度と思い出したくない黒歴史中の黒歴史だからと、
ワーワーワーワー言って汗だくで必死で話題を変えようと頑張る私。
まるで、「頭悪いくせに生徒会長だと?」と今まさに嘲笑されるとでもいうように。

当時なぜ生徒会の仕事をするようになったかという経緯は、
それはそれでまたややこしいのでここでは省きます。

その後、数日間かけて、
なぜ自分がそれほどまで慌てふためいて、
その話題を避けようとしたのか、
その理由が浮かび上がりました。

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その当時、今の言葉で言うなら、いじめられていたのです。
その生徒会自体に対して、
ことごとく運営を邪魔する男子が数名いて、
自ら圧力団体を名乗っていました。

笑い話のようですがホントです。

彼らは生徒会の選挙に立候補しなかったくせに、
こちらの運営にはことごとくケチをつけ、
いちゃもんをつけ、
あらゆる案を潰そうと、
交流のあった他の高校の生徒会まで巻き込んで画策していました。

2校の交流行事の打ち合わせの際に、
「小林はバカで単純だからこう誘導したら操れる」というようなことを、
圧力団体とその他校の生徒会長とが、
こそこそと話しているのが扉越しに聞こえてきたこともありました。

今思うとどんな漫画なのかというようなことが、
実話として起きていたのです。

高校生の生徒会運営の話なのですよ。

今振り返ると理解に苦しむことが、
その当時の私の日常でした。

実際、単純な私の頭では、
なぜそう扱われるのか、
自分がどんな悪いことをしたのかが良く理解できなくて、
とにかく自分の能力が足りないために、
生徒会や生徒全員に対して、
自分は申し訳ないことをしているのだと思うようになっていきました。

卒業の時に、
その圧力団体の一人が
「なんであんなに小林さんのことを目の敵にしていたのか、
自分でもわからない」
と、謝罪してきましたが、
まあ後の祭りです。

傷ついた記憶や、
傷つけられ続けていた、
針のむしろのような高校時代の1年間が、
なんでそうしたのかわからないという、
謝罪なのか何んなのか明確じゃない言葉で癒えるわけはないのです。

その時代の記憶はただただストレスとして封印されて、
開封されたのは平成最後の年の夏です。

成長期のやり場のない不安定さの八つ当たりをするのに、
当時の私は格好のターゲットだったのでしょう。

思い出せてよかったです。
本当に。

今ようやく自分の歴史の一部に、
当時の苦しかった理由の一つを組み込むことができます。
ジグソーパズルの一片が埋まったことで、
私は本来のこう在りたい自分にまた少し近づいた感じがします。

思い出さないように、
無意識に努力していたことがわかり、
記憶を押さえ込んでいただけだったと理解できたことで、
それを自分の人生の一部の場所にはめ込むことができ、
そうしたら、
そこにまつわる重苦しい嫌な気分は、
開け放たれた窓から流れ出て行くかのようです。

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今だったら
「そうなの。高校の時に生徒会長やってたことあるの。バカでしょう?
圧力団体とかいてね、漫画みたいだった」
と自分でネタに使える気がします。

そして、その圧力団体を名乗っていた当時の男子2名と、
関係ないのに私を陥れようと一緒になって画策していた、
他校の生徒会長だった人に対して、
別に今でも腹を立ててもいいし、
許す気が全然しなくても構わないし、
思い出す気すら起きなくても、
もはやどうでもいい感じがするのです。

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12月のワークショップの働きかけ枠は残席2名になりました。

働きかけなしのお申し込みは直前まで受け付けます。


小林真美(チェトナ小林)オープンワークショップ

日時:  12月 1日 (土), 10:00 ~ 12月 2日 (日), 18:00
場所:  東京都江東区 詳細はお申し込みの方にお知らせいたします。
参加費: 一般:48,600円/2日間(45,000円+消費税)
    1日の参加費:27,000円(税込)
※トレーニング生は参加費が異なるためお問い合わせください。
主催:コンステレーションズ・ジャパン
問い合わせ・お申し込み:コンステレーションズ・ジャパンまで

 

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