ブログ「川辺にて思う」

父と息子:旅立つ前の贈り物

それぞれの家族に、それぞれのバランスの取り方があります。
誰もが、自分が生まれ育った家族の中で、
暗黙のうちに求められている役割に応えることで、適応し、
そうすることで居場所を得ていると認識しています。

ただ、成長し、大人になり、経験を積んでいく中で、
家族内で培った人間関係の距離の取り方や、
特定の役割を担おうとする姿勢が、
他人相手となった場合、役に立たないことがあります。

そこで新たに自分なりの方法を試していく過程で、
家族の中で摩擦が生じることがあります。
今までのやり方を負担に感じたり、重荷となったり、
過剰な期待を寄せられているように思ってしまったり…。
もしも「良い子」でいた期間が長かったなら、
反動もその分長引くかも知れません。
でも、もし、それらの生きるための方法が、
無意識のうちに自ら選択していたものだった、
そして、自分自身の愛情からやっていたと知ることができたら、
家族の関係は、また新たな次元に入ることができるのです。

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ファシリテーター養成コースまで受講して        Iさん 男性 

 

・このコースを受けて変わったこととは、

「自分自身で感じる自分の大きさが等身大に変わった」

と思うことと

「自分の感覚を信じて生きる」ことができるようになったこと。

 

3年前までの自分を振り返ってみました。

恵まれた環境で生きているのに、

それを実感せず、

自分を売り出すのに必死だった部分が多かったように思います。

それには、必要以上に自分を大きく見せる必要がありました。

そのような事は、仕事においても、

家庭生活においてもそうだった記憶があります。

大きく変化したのが、基礎コースの終わり頃からでした。

ちょうど父の最晩年の時を迎える時期で、

自分を大きく見せる癖は父に対してもそうであり、

無意識に同じ仕事をしていた父と競争をして、

無理をしていたと思います。

その為に、決して良好ではなかった関係でした。

自分でも不毛な争いであったと最後の方は、

うすうす感じていました。

故に介護を通して恩返しをし、

関係を修復させ、自己満足するつもりでした。


でも父は、

まるでそんな事は気づいていたかのように、

ほとんどそんな仕事を私には与えてくれずに逝きました。

でも何も話せなくなったその最後の時間が、

私には、大きな教えとなったのです。

そもそも親に恩返しなんてものは、

子供の私から出来るものは、ほとんど無いのだと。

一方的に与えて頂いた命を、

大事に幸せに使うだけで、

親は十分なのだと。

そして、それを子孫に受け継がせ、

或いは仕事を通して社会に還元することができるなら、

それで満足なのだと。

そんな無言の教えでした。

最期の時に足をさすり、

泣きながら、

「今までありがとう、父の子供で良かった」

と心から感謝することができた光景を思い出すと、

今でもありがたくて涙が溢れます。


その後も父の恩恵に守られながら過ごしている事を実感しています。

大きな幸福感と共に。


更には、何かあった時には、

あちらにおられる方々と総動員できっと守ってくれるとも。

この実感は、生きて行く上で大きな力となっています。

きっと両親も同じような感覚を祖父母から得ていたのだと、

今になれば思います。

私がこの3年間に得たものは、

子供にとって親は、

友達のような対等な立場ではなく、

偉大でそして自分を愛おしく思ってくれる一番の人であって、

決してかなわない存在である。

その愛情表現の方法が、

自分で勝手に違うと思っていただけだったというのをわかった事でした。

今は、

その感覚を授け、育ててくれたのは、

一番の理解者である両親だと感じています。

多くの愛と時間を割いて、

私にその感覚を授けてくれて出来上がったのが私であり、

それ故に私は自分自身を大切にしようと思うのです。

「親よりは自分は小さい」

この当たり前が自分の等身大であり、

それを心から実感する事が、

疲れないで自然に生きられる事とわかった点でした。

 


・今後学んだものをどのように活用するか

「家族にこの感覚を持って接する、

 仕事を通して一生懸命にできる事をする」

 

私には大きな役割があります。

私は両親から頂いたこの幸福感を、

十分に体感させて頂きました。

この感覚を私にとって、

とても大事で愛おしい存在である子供たちに伝える事です。

更には命がけでその子供を世に送り出してくれた妻にも。

感謝の気持ちを持ちながら接する事です。

その上で、

仕事を通して訪れる、

生きづらくなっている人や、

自分の価値を低くしないと生きて来られなかった方、

無意識に苦難の道を選ぶような生き方をしている人などに、

自分の身体を通して惜しみなくこの感覚をお伝えしたい、

と思っています。

 


・自分にとってシステミック・コンステレーションとは

「充実した人生を歩むための武器を見つけてくれたもの」

 

これから先も生きて行く上で、

いろいろな障害がやって来るでしょう。

でもそれを乗り越える武器を、

この講座を通して教えて頂きました。

おそらく乗り越える事が出来るだろうと感じています。

その武器を、

大切な人や苦しんでいる人などにお伝えをするという、

大事な仕事を見つけたのです。

昔の日本であれば、誰もが持っていたおかげ様の心。

現代は、それを得る事が難しくなっているのだと思います。

それを気づかせてくれるのが、

このシステミック・コンステレーションの場だと思います。


先人たちが、

その時々で一生懸命に生きながら、

美しい日本の心や文化を作ったり、守ったりして下さり、

それをありがたく十分に満喫をし、そして後世につなげていく。

それには、自分の意志で歴史を再確認し、

自分の感覚を信じていくのが、良い道だと思っています。

やがては私も、

親や祖父母、

そしてご先祖様のおられる場所に行く時がやって来ます。

人生の後半になりましたが、

これからも家族と支え合い、

仕事を通して一生懸命にできる事をする事で、

再会した時に、

「よく頑張ったな」

ときっと言ってくれることを確信しながら過ごしたいと思っています。

そのような事を心から思えるような機会を与えてくれたのが、

このシステミック・コンステレーションだと思います。

 

最期に、3年の間、時には励まし、

時には支え、時には叱りながらお付き合い頂いた講師と、

共に歩んでくれた仲間に恵まれたことに心からの感謝を申し上げます。

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お知らせです。

6月の東京のワークショップのお申し込み受付開始しました。
すでに働きかけ枠はちらほら埋まり始めています。

小林真美(チェトナ小林)オープンワークショップ

日時6月 22日 (土), 10:00 ~ 6月 23日 (日), 18:00

場所:東京都江東区
参加費 一般:48,600円/2日間(45,000円+消費税)
※トレーニング生は参加費が異なるためお問い合わせください。
主催:コンステレーションズ・ジャパン
問い合わせ・お申し込み:https://constellations-japan.com

 第13期基礎コース 第1回目


日時:2019
4
27
(
)
2019

4

29

(
月/祝)


場所:東京都、江東区


初回内容: 基礎コースなワークとエクササイズを通して基本を身につける

講師:小林真美(チェトナ小林)
お申し込みは集要項とプログラムをご覧ください。


※ 13期基礎コースに申し込み、受講が確定している方は出版記念の会にご参加いただけます。 



出版記念 兼 トレ生同窓会のご案内

511日(土)に小林(チェトナ)の初の書き下ろし本の出版を機会に、

1期から第13期までのトレーニングに参加した方の同窓会を開催します。

本の刊行日は5月16日ですが、

この日が参加者のための先行発売日となります。


当日は食事の前に、ここ数年での新たな発見についての解説とそれに関するデモンストレーションほか、質問の時間を設ける予定です。

511日(土)11:00受付

         11:30開始〜14時半頃まで

場所は銀座で参加費5000円です。

 

参加ご希望の方は、「第◯◯期の(氏名)◯◯ ◯◯ 出版記念会兼トレ生同窓会に参加希望」と、info@constellations-japan.com まで、できるだけ早くご連絡ください。

13期生がまだトレーニングへの申し込み受け付け中のため、

4月末日まで出版記念会兼同窓会への申し込み期限を延長しました。

お申し込みの方に、後日、会場など詳細をお知らせいたします。

6期以降のトレ生は基礎コースのみ、研究コースまでの受講でもご参加いただけます。

トレーニング受講生以外の参加はご招待客のみとなります。ご了承ください。

以上

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